電車広告

中吊りは車内の通路上部から吊り下がっている広告です。 乗車時に目がいきやすい場所に掲出され、サイズはB3もしくはB3ワイドとなり、電車の広告の中では最も認知度が高いメディアであります。 乗降客が習慣的に情報摂取を行う即効性の高いメディアでもあり、掲出サイクルが短い為、情報が頻繁に入れ替わる業態、セールや限定フェアなどタイムリーなキャンペーンや新発売・新登場告知に最適です。

車内ビジョンとは、ドア上部や中吊り位置に設置した液晶ディスプレイにスポット動画を流していくものです。 テレビCMのほかオリジナルの動画広告を流すことも可能で、音声は出ないものの、動きのある動画によって、つい見てしまう車内ビジョンは、情報の豊富さにより、視聴者のイメージをふくらませ、商品やサービスについてより深い理解や信頼の獲得につなげ、購買意欲を抱かせるメディアです。 近年ではビジョンを設置する電鉄が増加しており、多様なコンテンツと広告を放映する車内ビジョンに注目が集まってきています。

ステッカーはドア横・ドアガラス面・ドア上部など、人の目線に近い位置に掲出されるため、小さいサイズなが ら乗降客の目に止まりやすいメディアです。 ほとんどの路線で1ヶ月掲出とサイクルが長いため、POP的役割をする反復訴求効果が見込め、認知度向上、店舗や売店への誘導や深いブランド浸透などが可能です。

ドア横ポスターは、ドア周辺で、人の目線と同じ位置に掲出されるため、自然に目に入りやすく、注目率の高い花形メディアです。 サイズはB3と小さ目ですが、高いコミュニケーション効果を発揮し、商品などの宣伝から、ブランディング効果の向上、キャンペーン、沿線にリンクしたサービスや施設告知などに向いています。 電鉄によっては、複数セットで掲出が可能なため、ストーリー性のある広告展開もできます。

まど上・ドア上ポスターは、反対側の座席に座っている人や、車内で立っている人に対して効果的な広告です。 立っている乗客の視線に対して上部にあるため、自然と詳細な情報まで読んでしまうメディアです。 掲出サイクルは1ヶ月が一般的で比較的長いため、反復訴求効果の高いメディアであり、横長の広告面を活かしたデザインや目を引くキャッチコピーによる イメージ訴求での利用が目立ちます。

車体広告は、車体の側面に加工したシートを貼ることで訴求するメディアです。 自由度の高い展開が可能で、ユニークなデザインや目を引くビジュアルでの展開が多く、乗降客や駅利用者・沿線生活者に強いインパクトを与えることができます。 車内ジャック広告と合わせる事で商品・サービスのイメージから 内容認知まで狙うことが可能です。 他電車広告と比べ、屋外広告物条例の規制を受けることになるため、デザイン審査などは厳しめです。